『小型温湿度データロガー LS350-TH』 各部の名称と説明
LogStick®シリーズの小型温湿度データロガー LS350-THは、温度と湿度を一定間隔で測定し記録することができます。
低消費電力技術を採用したデータロガーのため、ボタン電池(CR1220又はCR1225)での動作が可能となり、小型で長時間、温度と湿度の記録ができる特徴があります。
本日は、『小型温湿度データロガー LS350-TH』の各部の名称と簡単な説明をさせて頂きます。
さらに詳しい説明が必要な場合は、取扱説明書をご確認ください。
『小型温湿度データロガー LS350-TH』の各部の名称と簡単な説明
① モードSW
設定や状態の確認を行います。
モードスイッチを押して温度と湿度の確認
LogStickの状態によって異なる表示になります。
<記録動作なし>の場合
現在の温度と湿度が表示されます。
<記録動作中>の場合
最後に記録した温度と湿度が表示されます。
また記録中はLCDに記録動作中を表すマークが表示されます。
↑↑↑LCD左上の黒丸印が記録動作を表すマークです。
モードスイッチの長押しで『設定モード』
設定モード中にモードスイッチを押すと、「時刻設定」→「記録間隔設定」→「記録の開始/終了設定」→「電池電圧確認」の順に変化します。
↑↑↑設定モード中の動作イメージです。
<注意>
設定モードは、10秒間操作しないと自動的に終了します。
パソコンに接続中はスイッチ操作ができません。
② 設定SW
下記の設定で使用します。
(詳しい設定方法は、取扱説明書をご確認ください 。)
- 時刻設定
- 記録間隔設定
- 記録の開始/終了設定
- 電池電圧確認
③ 表示確認SW
スイッチ操作により、常時LCDが表示されます。(USBコネクタ側にスライド)
LogStickの状態によって異なる表示になります。
<記録動作なし>の場合
常時温度と湿度が交互に表示されます。
<記録動作中>の場合
常時記録点数が表示されます。
<注意>
LCDの常時点灯は急激に電池容量を消耗します。
通常は必ず「消灯」にてご使用ください。
④ 温湿度センサー
温湿度の測定を行います。
この部分をふさがないで下さい。
弊社では校正サービスを行っておりますので、センサーの測定精度確認にご利用いただけます。
また、ご希望により内蔵の温度センサーを交換することも可能ですので、お気軽にお問合せ下さい。
⑤ LCD
動作状態、温湿度等の確認が可能です。
⑥ USBコネクタ
パソコンと接続します。
<注意>
パソコンに接続中はスイッチ操作ができません。
⑦ 記録LED
緑・・・温湿度の記録時に点灯します。
⑧ アラームLED
橙・・・上限温度または下限温度の異常発生時に5秒間隔で点滅します。
⑨ 電池状態LED
赤・・・電池電圧の低下時に3秒間隔で点滅します。
<注意>
データ記録中に点滅した場合は、記録が停止しています。
電池を交換して、再度、記録を開始してください。
⑩ PC接続LED
緑・・・パソコンとの接続時に点灯します。