『小型温度データロガー LS450-T(K) 』各部の名称と説明
LogStick®シリーズの小型温度データロガー LS450-T(K) は、K型熱電対を使用することで、広範囲の温度(-200 ~ 1,300℃)を測定し記録することができます。
用途にあった様々なK型熱電対(被覆熱電対、シース熱電対、密閉端子型熱電対など)をご使用いただけるデータロガーです。
低消費電力技術を採用したデータロガーのため、ボタン電池(CR1220又はCR1225)での動作が可能となり、長時間の温度記録が可能です。
また、小型設計のため設置場所に困らず温度記録が行える特徴もあります。
本日は、『小型温度データロガー LS450-T(K)』の各部の名称と簡単な説明をさせて頂きます。
さらに詳しい説明が必要な場合は、取扱説明書をご確認ください。
『小型温湿度データロガー LS450-T(K) 』の各部の名称と簡単な説明
① モードSW
設定や状態の確認を行います。
モードスイッチを押して温度の確認
LogStickの状態によって異なる表示になります。
<記録動作なし>の場合
現在の温度が表示されます。
<記録動作中>の場合
最後に記録した温度が表示されます。
また記録中はLCDに記録動作中を表すマークが表示されます。
↑↑↑LCD左上の黒丸印が記録動作を表すマークです。
<注意>
LCDに表示される温度と実際に記録されている温度は、数値が異なる場合があります。
これはLCD表示は簡易演算により求めているための誤差であり、記録値がより正確な値になります。
モードスイッチの長押しで『設定モード』
設定モード中にモードスイッチを押すことで、「時刻設定」→「記録間隔設定」→「記録の開始/終了設定」→「電池電圧確認」の順に変化します。
↑↑↑設定モード中の動作イメージです。
<注意>
設定モードは、10秒間操作しないと自動的に終了します。
パソコンに接続中はスイッチ操作ができません。
② 設定SW
下記の設定で使用します。
(詳しい設定方法は、取扱説明書をご確認ください 。)
- 時刻設定
- 記録間隔設定
- 記録状態設定
- 電池電圧確認
③ 表示確認SW
スイッチ操作により、常時LCDが表示されます。(USBコネクタ側にスライド)
LogStickの状態によって異なる表示になります。
<記録動作なし>の場合
現在の温度が表示されます。(10秒更新)
<記録動作中>の場合
記録した点数が表示されます。(記録中のマークが表示:LCD左上の黒丸印)
<予約中>の場合
記録中のマークが表示され、全て「-」が表示されます。
<注意>
LCDの常時点灯は急激に電池容量を消耗します。
通常は必ず「消灯」にてご使用ください。
④ ミニュチュアコネクタ
K型熱電対を接続します。
本体付属の「K型ガラス被膜熱電対」を接続し、温度の記録を行います。
<注意>
付属の熱電対ケーブルは0℃ ~ 250℃までの測定に対応となります。熱電対の取付時に、斜めより挿入しますと接続が不良となることがあります。
必ず、 本体とコネクタが水平になるように取り付けてください。
⑤ LCD
動作状態、温度等の確認が可能です。
⑥ USBコネクタ
パソコンと接続し、データーの保存や印刷をすることができます。
<注意>
パソコンに接続中はスイッチ操作ができません。
⑦ 記録LED
緑・・・温度の記録時に点灯します。
⑧ 電池状態LED
赤・・・電池電圧の低下時に3秒間隔で点滅します。
<注意>
データ記録中に点滅した場合は、記録が停止しています。
電池を交換して、再度、記録を開始してください。
⑨ PC接続LED
緑・・・パソコンとの接続時に点灯します。